社会的な「仮面」の話
心理学的にはこれを「ペルソナ」というらしい
私は母親といる時は『子供』です。でも友達といる時は『同世代の友達』、社会に出た時は『大人』…という風に、家の外では別の自分を演じていました。
中学・高校・専門と上がるたびに、どこにいても「常に背伸びをしている子供」「大人の仮面を被った子供」という自分を感じていました。根底に常に5歳児くらいの自分がいます。
他者との関係性において「私」が成り立つ
私は自分が「私による私」ではなく、他者との関係性において成り立っているように感じます。
家では1番上に『兄』、真ん中に『姉』。上にこの2人がいるから3人兄妹の末っ子であるという『私』がいます。
でも姉も兄も家庭を持って変化していきました。
兄は帰省の度に、姉は妊娠した時から別の女性になったかのように感じました。
「この人達は兄と姉だったはずだけど、別の誰かに変わってしまった。」
そうすると「私」とは誰なのか…というより、「自分はどの仮面を被って接したらいいのか」という戸惑いを感じるようになりました。
「妹だったような気がするけど、本当に妹だったのかな」
と、自分の事まで分からなくなりました。
私は「兄や姉あっての私」でもあったからです。
子供との接し方がわからない
姪や甥が来ると益々分からなくなります。
彼らがいると相対的に私は『子供』ではなくなります(年齢的に既に大人ではありますが)。
でも母が側にいるので私は『子供』なんです。私は『子供の仮面』の上に『大人の仮面』を被るという事ができません。
甥や姪が来ることによって、家での私の『子供』としての居場所がなくなります。
甥や姪に自分の居場所を奪われると感じ、相手に強い敵意を抱きます。これが「やきもち」なのかなと思っています。
盆・正月に、兄が姉の子供に接しているという摩訶不思議な状況は本当に理解できません。
仮面を外すという事
私は自分が『子供』でいる時でないと正直な気持ちを吐き出せません。
「しんどい」と言えるのは子供としての自分を出せる時だけです。
『子供』であれば受け入れてもらえるとどこかで感じています。
心理士さんや主治医に対しては『自分は子供である』と感じています。
これは診察に母親が同伴している事で自分が『大人の仮面』を被らなくていいという安心感があるからです。
内科のかかりつけの先生に対しては最初『大人』の仮面を被っていましたが、私が摂食障害になってから、痩せた事を先生に心配された事で
「私の事めっちゃ見てくれてる!!自分の気持ちを話せる!」
と感じ、『大人』→『子供』になりました。
(でも多分、この『大人』とか『子供』の切り替えは傍目には分からないと思います。)
クリニックには月1で通院していますが、いつも時間ギリギリに受付して、先生に20分くらい話を聞いてもらうという結構迷惑な事をやっています。
内科の先生にメンタルの方まで気にかけてもらおうというのがそもそも間違っていますが、気持ちを素直に吐露できるという場所は家以外には少ないので貴重なんです。
+++++++++++++++++++++++++++++
ブログランキングに参加しています。ポチッと押して頂けると大変喜びます。
女嫌い
女の子だけど、女ではない
『女の“子”』と言われるのは平気。でも『大人の女性』として周囲から認識される事と、自分がそういう身体的な要素を持っている事に嫌悪感がある。これは私が性同一性障害とかではなく、「客体化される事への嫌悪」と、成熟拒否(特に肉親に 受胎可能な雌として認識されないための自己防衛)というものが根源にあるような気がする。
成熟拒否からの摂食障害
特に父親との間でこの感情(女である事の不快感)が顕著に表れるのは、昔から父親の言葉の端々に、自分が娘である前に『“女(客体=モノ)”としての教育/意識の強要』をされている事を感じ、そこに違和感・恐怖感を覚えた為ではないかと思う。
(「そんなんじゃ嫁にいけない」「女の早食いはみっともない」など。)
フォローしておくと性的虐待があったわけではないが、幼少期から、(特に父親に)「女が・・・」とか「嫁に行くときどうのこうの」と言われる事は性的な嫌悪感があったし、今の「女性性の嫌悪」と無関係とは思えない。そこから成熟拒否→摂食障害へ繋がっていったのかもしれない。
私が過敏なだけかもしんない
ただ、つい最近まで女性蔑視的な考え方は社会通念として浸透していたので、多分殆どの人は深く意識してないか、私が極端なだけかもしれない(あるいは精神上に問題があるのか、自分は特に言葉に捉われる傾向が強かったのかもしれない)。
(こういう事は自分から言葉にする事も憚られるので言わなかった。)
「体重が減ると生理が~」とか、「将来子供を産む可能性が~」等、言われると気が滅入ってくる。子宮は“女性”の特徴の最たるものなので、取り除きたいと思うほど嫌悪がある。
葛藤
“女性”にはなりたくない一方で、綺麗な女性に憧れるアンビバレントな気持ちがある。
「ダイエットしたい」←→「ダイエットそのものは女らしい行為なので出来ない」
「髪型とか服装とか可愛いものに憧れる」←→「女として認識されたくない」
・・・という風に。
自分の体型を気にしつつも20代半ばまでダイエットが出来なかったのは、『ダイエットが女性らしさに繋がる』という認識が強かった為。ここ数年でダイエット(女性的な行動)への嫌悪感よりも容姿のコンプレックスが勝るようになった事と、「体の丸みこそ女性的ではないか?」「もっと細いほうが都合が良い」という風に考えるようになり現在に至る。
(フェミニスト、LGBTを除き)多くの人は屈託なく自分の性を享受しているように見える。それを不公平に感じる。
+++++++++++++++++++++++++++++
ブログランキングに参加しています。ポチッと押して頂けると大変喜びます。
精神障害とマーケット
こんな事書いたら自称発達障害者がなんて思うか。でもこの流れを、SNSを観察していると物凄く感じます。一昔前は鬱病、その次は新型うつが話題になり、今は発達障害という概念が1つのマーケットになっている感じがします。
「問診だけで発達障害と診断されました」
「A4の紙に自分の特性を纏め提出したら診断されました」
というようなツイートを見る度、
発達障害という曖昧な概念にモヤモヤしたり…。いや、そもそもネット上の発言なんて当てにならないんだけど。
最近では【発達障害グレー】なんていう広すぎる定義も出てきて。
(あれ?もしかして私もそのうちの1人かな?発達障害と診断されているけどそれは誤診かも?)
HSPという概念
先日ある方に「あなたはHSP※1の可能性がある」と言われました。HSPに関する本も読んだ事がありますが、こういうものは大抵主観に左右されるのでスルーしていました。正直「発達障害と診断されなかった人の為のセーフティネット」的なものがHSPなのかなと思っています。
※1 ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)とは、生得的な特性として、高度な感覚処理感受性(あるいは、カール・ユングの造語で言えば生得的感受性[1][2])を持つ人のこと。共通して見られる特徴として、大きな音、眩しい光・蛍光灯、強い匂いのような刺激に対して敏感であることが挙げられる。…(wikipedia)
- 痛みにとても敏感である
- 豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい
- 騒音に悩まされやすい
など、敏感な感覚を持っている人がHSPだそうですが、逆に「コレ当てはまらない人いるんですか」と訊きたい。というわけで、「HSPではないか」と言われた時に、余計複雑な気分になったのでした。
+++++++++++++++++++++++++++++
ブログランキングに参加しています。ポチッと押して頂けると大変喜びます。
摂食障害→発達障害発覚
ダイエット→摂食障害の遷移
どっからが摂食障害なのか?その境界は曖昧だけれど、健康診断の結果を見ると2012~2013の間に体重が8キロほど落ちているので、それが多分緩い糖質制限+筋トレで丁度良いウェーブに乗っていた頃だと思う。(20代後半に差し掛かった頃。)
所謂『フツーのダイエット』を始めたのは20代半ば。たぶん。
1か月に1キロ弱のペースで順調に落ちていった体重。
この辺で変なスイッチが入ったのか、この頃『緩い糖質制限』が一層ハードになっていった。丁度その頃板野友美が自身の体重(36キロ)を公開していたので、「あと少しで板野友美と同じ体重になるなァ」なんて思いながらダイエットに励んでいた。あっという間に追い越して2015年には30台前半に。目標もなく、ただ数字を落とす事にすべてをささげていた頃。
あちこち精神科を転々とした末、専門医のいる大学病院を受診。
このころの私、全く病識なし。
はてなブログのはてな:記事一覧表示
記事一覧が表示されない
このはてなブログのスマホ版ですが、最初記事一覧表示されなかったんですよ。全部の記事がずらっと表示されてるんです。PC版と同じ要領で、読みたい記事まで頑張ってスクロールしていかなきゃならない。スマホでこれは不便なんですよね。
んで、何でかなーとと思いつつ、仕方なくトップから自動的にアーカイブ一覧に飛ばすスクリプトを組み込んで、擬似的に一覧表示のトップ画面を作っていたんです。
でもUIにアーカイブ感がモロに出てて、なんかダサい。しかもPC版のトップもアーカイブが表示されてしまう。こっちはこっちで見づらいんだよね。PC版は全表示でいいんだってば。
で、よく調べたんですけど
これレスポンシブデザインのせいだった事がわかりまして。
PC版は各記事の内容が全て繋がっていますが、ここにチェックが入ってると、スマホ版もPC版と同じ表示になってしまうんですねぇ・・・。スマホ版で一覧表示されないのにはこういう理由があったか。
これだからPC音痴はヽ(;▽;)ノ
月間アーカイブとカテゴリ
ところで、みなさんはブログ閲覧時に月間アーカイブとかカテゴリとか使ってますか?私は多用してます。2、3記事を読んで、「この人の記事面白いな」って思った時に昔の記事まで遡って読むんです。そういう時に月間アーカイブって便利ですよね。というかないと不便。
ところが
先ほど述べたレスポンシブデザインのチェックを外すと今度はスマホ版のフッターに月間アーカイブやカテゴリが表示されなくなってしまうんです。致命的でしょこれ。PRO版はカスタマイズできるみたいだけど。
結局無料版は諦めるしかないの?
諦めてレスポンシブデザインでトップをアーカイブに飛ばすようにした方がいいのかなぁ。でもそうするとPC版のトップも一覧表示になってしまって見づらいんだよね。
はてなブログはアメブロみたいに『The ameba』感が無いスマートなデザインで気に入ってるんだけど、思わぬ伏兵がいたもんだ。どうしようかなコレ。Pro版使ってみようかなと調べてみたら、結構お金かかるんですね。
今はまだ記事も少ないし、当分このままでいいか。
おしえて賢い人
+++++++++++++++++++++++++++++
▼こんな記事でもお願いしちゃうよ。ポチッとな。